7-AAD Viability Dye

7-AAD Viability Dyeはすぐに使用可能であり、フローサイトメトリーで生細胞と死細胞を区別できます。DNAのシトシン塩基とグアシン塩基の間に入り込む7-アミノ-アクチノマイシンD(7-AAD)で構成されています。7-AAD/DNA複合体の最大吸収波長は緑スペクトル域に合わせられており、アルゴンレーザー搭載のサイトメーター(励起波長488 nm)と互換性があります。7-AADは濃赤色蛍光で発光(635~675 nm)することから、7-AAD/DNA複合体はヨウ化プロピジウム(PI)とは対照的にフルオレセインイソチオシアネート(FITC)およびフィコエリトリン(PE)とのスペクトルの重なりが少なく、FITCおよびPEとの組み合わせが容易です。