ソーティングのスタートアップ

CytoFLEX SRT用CytExpertソフトウエアの特長は、革新的なセットアップ、モニタリングおよびストリーム メンテナンス システムによる自動化されたワークフローです。
初めてソーターを使用する方でもシステムの操作方法を短時間で習得できますので、より多くの時間を研究に費やすことができます。搭載されたアルゴリズムがリアルタイムでキャリブレーションを行いますので、周囲温度および粒度分布を考慮した正しいドロップディレイが設定されていることを確認できます。ストリームは液滴が目的のチューブまたはウェルに確実に到達するように調節され、自動的に常にモニタリングされます。
CytoFLEX SRTでは、スタートアップから30分以内でサンプルソーティングを開始できます。




Rocket icon

スタートアップ

ボタンをクリックして画面上の表示に従います。ノズルを設置し、「Next」をクリックします。システムは診断テストを完了し、加圧し、10分以内にストリームを開始します。
QC

装置の
精度管理(QC)

精度管理(QC)のプロセスはCytoFLEXファミリーと同じで、QC用ビーズも同じものを使用します。この作業にかかる時間は5分未満です。
Target

ソート
キャリブレーション

ソフトウエアにより、自動的に液滴形成に必要な各パラメーターを設定し、サイドストリームを最適化します。さらに、自動的にドロップディレイが決定し、設定されます。これにかかる時間は合わせて約6分です。
Sort

ソーティング

ユーザーインターフェースにより、4つの独立したソートストリームに対して複雑なソートロジックを迅速にセットアップできます。基本的にソートロジックは、ソートストリームごとに目的細胞のゲートを割り当てるだけで完了します。ポピュレーション、ソートモード、回収チューブの容量および目標カウントを設定します。
Shutdown

シャットダウン

システムシャットダウン手順では、塩の析出を防ぐため、塩をほとんど含まないシャットダウン溶液でサンプルラインを洗い流し、フローセル内の溶液を置換します。7日間を超えるような長期シャットダウン場合は、微生物の増殖を防ぐため、システム内の液を70%エタノール液に交換します。
Clean

洗浄

30日を超えて装置を使用していない場合、または無菌ソーティングを実施する前には無菌洗浄を実施します。この手順では、装置の流路を通じて10% Bleachを灌流し、ユーザーが指定した時間、浸漬します。脱イオン水で洗い流した後、さらに70%エタノールを灌流します。装置のアイドリング準備は、無菌シース液を灌流することにより行います。

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