3次元培養・スクリーニング

3次元培養(3D Cell Culture)は、より生体に近い状況を再現できることから、細胞間のインタラクションの研究や、がん創薬、幹細胞スフェロイドによる薬物代謝・毒性試験、再生医療研究など、様々な分野に利用されています。
ラボラトリーオートメーションシステムBiomek シリーズは、さまざまアッセイの自動化を行うことが可能な高い拡張性を持つ自動分注システムであり、細胞培養に関する幅広いアプリケーションにも対応することが可能です。3次元培養用の培養プレートを用いることにより、スフェロイドの作成、染色、分散、測定などのアッセイを自動化することが可能で、スフェロイドを用いたハイスループットなスクリーニング系の構築を実現します。

ハンギングドロップ法による3次元培養にも対応

低接着プレートなどによる3次元培養だけでなく、3D Biomatrix社のPerfect3D Hanging Drop Plateを使用することにより、ハンギングドロップ法による3次元培養の自動化が可能です。
ハンギングドロップ法は均一なスフェロイド形成を迅速に行うことが可能なことが特徴ですが、高い手技が必要な手法でしたが、本プレートとBiomekによる自動化で、多サンプルの培養やアッセイも可能となり、サンプル数の多いスクリーニングなどにも利用することが可能です。

3D Biomatrix

3D Biomatrix社は3次元培養に特化しており、サイエンティフィックなデータをもとに開発されたPerfect3D Hanging Drop Plateをはじめとする三次元培養用のプレートやスキャフォールドを取り扱っています。

細胞培養からアッセイ前処理、測定までの自動化

Biomekは広範な実験ステップを自動化することが可能です。
3次元培養における以下のような行程を実施できます。

  • 細胞の播種
  • 培地の交換
  • 添加用化合物の希釈系列の作製
  • 化合物の添加
  • スフェロイドの染色
  • スフェロイドの分散
  • 測定

細胞培養用Biomekシステムインテグレーション

Biomekシリーズは高い拡張性を持ち、必要な機器を統合することにより、細胞の培養やアッセイを自動化することが可能です。
3次元培養においては、培養に必要なCO2インキュベーターやクリーンブーズはもちろんのこと、細胞数測定装置やセルイメージャー、フローサイトメーターなど接続で、測定までの自動化が可能です。

インテグレーションシステム構成例1


  • Biomek FXP ハイブリッド
  • HEPA フィルター付エンクロージャー
  • CO2インキュベーター
  • ラブウェアストレージ(チップラック・プレート)
  • バーコードリーダー
  • 生死細胞オートアナライザーVi-CELL XR

インテグレーションシステム構成例2


  • Biomek NXP マルチチャンネル
  • HEPA フィルター付エンクロージャー
  • CO2インキュベーター
  • ラブウェアストレージ(チップラック・プレート)
  • バーコードリーダー
  • ImageXpress Micro(セルイメージャー)

アプリケーションノート

Biomek FXP による3 次元細胞培養とスクリーニングの自動化 - イメージングおよびフローサイトメトリーによる解析 -
Biomek FXPを含むインテグレーションシステムを用いて、Perfect3D Hanging Drop Plateでがん細胞スフェロイドの形成、化合物の添加、PI染色およびアポトーシス検出用のカスパーゼ活性測定蛍光プローブでの染色、スフェロイドの分散などの工程を自動化しています。その後、セルイメージャーImageXpress MicroおよびフローサイトメーターGalliosで測定し、良好な結果が得られています。

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